こんにちは、りょうです!
今回は、とても刺激的な一冊をご紹介します。
その名も『京大主席合格者が教える 止まらなくなる勉強法』。
著者は、東大・京大合格者を多数輩出しているオンライン個別指導塾を運営されている方。
さらに「頭脳王」ファイナリストという肩書までお持ちで、まさに”超頭いい人”が書いた本です。
そんな彼が提案する勉強法、実は「ただ勉強する」だけじゃないんです。
今回は読んで感じたことを、3つのポイントに絞ってご紹介します。
1. 「体を使うと、脳も動く」
この本の最大の特徴は、身体を使った勉強法にスポットを当てている点。
たとえば、勉強前にバランスボールに乗ったり、木の上で本を読むという驚きのエピソードも。
一見するとただの変わり者のようですが、実はこれ、非常に理にかなっているんです。
バランスを取ることで前庭系が刺激され、脳の覚醒度が上がり、記憶力や集中力が向上するという仕組み。
実際に、バランス訓練をしたグループは作業記憶の成績が50%も向上したというデータも紹介されていました。
作業療法士として日々運動療法に関わっている僕にとって、これは感覚統合やソマティックフローの考え方ととてもリンクする部分で、深く共感しました。
2. 「ポモドーロ・テクニックで集中力を最大化」
この本では、ポモドーロ・テクニックも紹介されています。
これは、
- 25分集中して勉強し、
- 5分間休憩をとる、
というサイクルを4回繰り返し、
その後は15~30分のまとまった休憩をとるという方法。
このリズムが脳の集中と休息のバランスをとるのにとても良いとされています。
僕も試してみたくなりました。
3. 「香り×勉強=記憶の定着?」
さらに、記憶力を高める香りとして「ローズマリー」が紹介されていました。
ローズマリーに含まれる「ユーカリプトール」という成分が、記憶の定着を強力にサポートしてくれるそうです。
香りをうまく活用することで、五感からの刺激によってより深い学びが得られるというのは、まさに体感的な学びを大切にする自分としても目からウロコでした。
まとめ
この本を読んで、
- 体を動かしながら勉強すること、
- 匂いやリズムなどの感覚をうまく取り入れること、
- 学習は「頭だけじゃなく、体と心も一緒に使うこと」
がとても大切なんだと改めて感じました。
久しぶりに紙の本で読書しましたが、やっぱりいいですね。
ページをめくる感触や、手元に置いておける安心感。
新しいことにチャレンジしたい気持ちがぐっと湧いてきました。
気になる方はぜひ手に取ってみてください。
「勉強って、こんなに楽しくなるんだ!」と感じられるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました。